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牧野富太郎

最近、植物・園芸のコーナーを見ているお客様が多いように思います。
家の玄関先や外出した先で、鮮やか色をした植物を見る時期になりました。
名前は解らないけれど、気になった植物があったりしませんか?

日本の植物分類学の父である牧野富太郎。
2500種以上を命名、50万点もの標本・観察。
彼の集大成となる「牧野日本植物図鑑」
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[写真下右]
『牧野新日本植物図鑑』牧野富太郎著 前川文夫、原寛、津山尚編
 北隆館 1961年刊 2,500円(遠藤書店 支店)
*「牧野日本植物図鑑」を戦後に教育受けた者向けに改版。

[写真下左]
『改訂増補 牧野新日本植物図鑑』牧野富太郎著 小野幹雄、大場秀章、西田誠編
 北隆館 1988年刊 7,000円(遠藤書店 支店)
*改版はそのまま再録。熱帯の輸入果樹を追加。

[写真上]
『原色牧野植物大図鑑 続編』牧野富太郎著 本田正次編
 北隆館 1983年刊 7,350円(遠藤書店 支店)
*「原色牧野植物大図鑑」の続編。
色を加え従来の「牧野新日本植物図鑑」より平易でわかりやすい。
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[上部写真」『牧野新日本植物図鑑』より引用
解説も素晴らしいですが、植物画の美しいこと美しいこと。
彼はどれほど植物を観て、感じ、愛したことか。

彼の生まれた高知県に「高知県立牧野植物園・記念館」があります。
ぜひ行って、彼をより近くで感じたいですね。
by endoushoten | 2006-05-19 22:27 | 今日の1冊
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