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新宿古書まつり本日より

年に2回開催される新宿古書まつりが本日より始まりました。

会場  新宿駅西口イベントコーナー

会期 2007年11月26日(月)~30日(金)
    午前8時~午後9時(30日は午後7時閉場)

天候に左右されない会場ですし、小田急線にも近く、
なんといっても長時間営業です!!出勤前に学校
帰りにどうぞ覗いていってくださいね。

眠い目をこすりこすり、毎朝商品補充いたしますので
何度でもお立ち寄りください。遠藤書店はもちろんですが
たくさんの書店が出店していますので、きっと掘り出し物が
みつかるはずですよ!吸い込まれるようにフラリとどうぞ。
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by endoushoten | 2007-11-26 15:42 | 古本まつり(外売り)

昼下がりの郵便局にて

インターネット通販サイト日本の古本屋からのご注文の本を発送しに
郵便局へ。

お昼ごろというのはいつも混雑しているのだけれど、
今日は給料日明けの月曜日で一層ザワザワとしていました。
長い列に並んでぼんやりしていると、年賀状を買う人が
多いことに気がつき、思い出したくなかった年賀状図案作成の
呪縛が…。

ねずみ年か。どうしよう。まーーーったくアイデアが浮かびません。
11月も終わりがせまり、気ばかり焦ります。

こんなときは本よ、本っ!てことで今日の1冊。

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『ネズミと日本人』長谷川恩著 三一書房刊 840円
・ネズミに関するあらゆることが載っています。ネズミ地名、ネズミの
黒焼き、ネズミと酒の比喩、ネズミの駆除から平将門まで。
年賀状作りのブレインストーミングにも役立ちそう。
(かわいい表紙をそのままパクるってのはなしですよ!)

年賀状ならなにかかわいいイラストのひとつも添えたいもの。
ぬくもりのつたわる水彩色えんぴつを使うのはいかが?

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『かんたん!楽しい!カード・はがき絵 水彩色えんぴつ』
絵・秋草愛+小泉さよ 主婦の友社 520円

愛らしいイラストの描き方が丁寧に解説されています。
これならわたしにもできそう、なんて思える初心者にもやさしい本。

ほら、かわいいネズミのイラストも♪
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年賀状用のイラストの描き方も載っています。
くわしくは本書をお手にとってどうぞ!
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by endoushoten | 2007-11-26 15:33 | 今日の1冊

ア~パネット、ア~パネット~♪

ってことで、インターネット記念日おめでとう。
古本屋もインターネットにずいぶん助けられています。
ありがとう、インターネット。

内容的に移り変わりが激しいネット関連の書籍には新書が
向いているのかも。

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[写真左より]
『ウェブ社会をどう生きるか』西垣通著 岩波新書 400円
・「インターネットってなんだろう?」という一昔前とは隔世の感があります。

『グーグル・アマゾン化する社会』森健著 光文社新書 300円
・上記『ウェブ社会を~』にも引用されています。

『ネット王子とケータイ姫 悲劇を防ぐための知恵』香山リカ+森健著
中公新書ラクレ 290円
・ネットと子どもの問題。こちらも森健著。

『ウェブ恋愛』渋井哲也著 ちくま新書 340円
・外見ではじまらない―恋愛手段としてのネットとは。

「ほんとに顔より中身なの?」誰に選ばれるのかはあまり重視されて
いないのかな、と考えさせられたのが
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[写真左]『おひとりさまの老後』上野千鶴子著 法研刊 730円
・日本にいる女の子にふたまたをかけているアメリカ在住の男性が
 チャットを続けるうちに「顔がよくて素直な子」より「ルックスは
 いまいちだが、チャットのおもしろい子」を選んだというエピソードが。
 ん? そんな人に選ばれても喜べないのでは???

[写真右]『老後がこわい』香山リカ著 講談社現代新書 310円
・内容的には『おひとりさま~』にもかぶるところが。どちらも主に
 女性視点で語られています。茨木のり子のように美しく世を
 去れれば。


あら、インターネットからずれたところに着地してしまいました。

(95年に日本に初めてできたインターネットカフェには置いてある
マシンのうちわずか2,3台しかネットに繋がってなかったんだよ!?
インターネットカフェなのに。そんなの信じられる?まぁ当時としても
信じられなかったんだけど…)

 
 
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by endoushoten | 2007-11-21 16:05 | 今日の1冊

似て非なる背について

最近ブログの更新が滞りがちだったのを反省して、
もういっちょご紹介。

まずは表紙の写真をパチリ。
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[写真左]『霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語』江上剛著
実業之日本社 730円
・兄哲夫は金融庁統括検査官、弟は検査を受ける大東五輪銀行の
行員、という設定の経済小説。あくまでもフィクションです。

[写真右]『舞踏会へ向かう三人の農夫』リチャード・パワーズ著
みすず書房 1,050円
・表紙から目が離せなくなった方、お目が高い。この写真は
ドイツの写真家アウグスト・ザンダーの作品「若い農夫たち」。
一昨年、東京国立近代美術館で開催されたアウグスト・ザンダー展
でも一番注目されていた作品ではないでしょうか。
1914年に撮られたこの写真から、舞台を同年5月1日に舞踏会へ
行く途中という設定にして、アメリカ人の作家が1985年に
「誰にも読まれるつもりがなく」綴った物語。
表紙の写真に負けぬ求心力のある作品です。


さてさて、この2冊になんの関連性が?というと
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背表紙のタイトルが赤、黒い人物のシルエットでどうも
雰囲気が似ているんです。

こういうのをうろ覚えで「えーと、あのさ、なんか背表紙が赤い字で
書いてあって、黒い人の絵がついてるやつ。題名はんーとなんだっけ
かなぁ。まぁとにかくそれだから!」なーんて調子で人にお使いを
頼んだりすると、とんでもなく間違ったものになってしまうことも
ありますので、ご注意ください。

こういうの、気を散らしながら棚整理するとつい気になっちゃうんです。
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by endoushoten | 2007-11-19 19:17 | 今日の1冊

だれでもはいれる東大案内

大学全入時代到来といえども、凡俗なフツーの人にとって
やっぱり「東大」はちょっと特別な遠い存在ではないでしょうか。

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[写真左]『東大入試で遊ぶ教養 [世界史編]』佐々木哲著
長崎出版 840円
ブログ 佐々木哲学校での人気連載。「模範解答を越える解答」が
求められるなんてやっぱり東大はハイレベル!

[写真右]『コミック版ラクラク合格術 大学へ行こう!
和田秀樹 [完全指導]』小学館 520円
・ただやみくもに勉強せずとも、ある程度の技術で受験を突破しよう
というのがこの本。志望校選びから、モチベーションの保ち方まで
かなり親切です。やる気のない受験生も一読すれば合格を
イメージできるかも。東大攻略も載っています。

『わが子を東大に~』のような本は、入荷するとすぐ売れてしまいます。
東大ブランドを批判する声があったとしても、やっぱり東大は別格
なんだなぁと実感します。

さて、ながいながいまくらの後でここからが本題。

ちょっと前に『芸術の設計―見る/作ることのアプリケーション』
(岡崎 乾二郎著/フィルムアート社 ※当店には現在在庫が
ございません)をかじり読みしていて、ノーテーションに興味をもち、
たまたま見つけた展覧会が

Musica ex Machina ―機械じかけの音楽―

東大の駒場博物館で12月2日まで入場無料で開催中。
誰でもフラリとはいれます。

先日行ってみましたが、これがもう予想以上に面白いことったら!

フルートをアナログ的に(!)自動演奏させる機械の実演が
あったり、デュシャンの「彼女の独身者によって裸にされた花嫁、さえも」
のレプリカ(『大ガラス』東京バージョン)も展示されていたり、
自動作曲サービス(Orpheusおもしろいー 歌も歌ってくれます)
でいろいろ遊べたりと内容もりだくさん。

学究的な目的でなくとも、ごく気軽に楽しめる展示になっています。
個人的にはアタナシウス・キルヒャーの『ピュタゴラス風音楽機械』
のコンピュータシミュレーションを聴けたのが一番の収穫でした。
(さすがに猫ピアノはないか…ってあれは自動機械の範疇に入るの
かしらん)

メカニカルな音楽とうと難しそうな気もしますが、オルゴール
を思い浮かべれば、親しみやすいと思いませんか?
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[写真左]『オルゴールは夢仕掛 目で見るアンティーク・オルゴール』
名村義人著 音楽之友社 840円
・シリンダーオルゴール、ディスクオルゴールにリプロデューシング
ピアノ(自動演奏ピアノ)の詳細な解説がきれいな写真とともに
紹介されています。
[写真右]『不思議の部屋・4 からくり百科』桑原茂夫著
筑摩書房 350円
・オルゴール、自動オルガンなども当然載っています。
 そしてヴォーカンソンの「家鴨」も。

オートマタの歴史を語る上で欠かせないのが
ヴォーカンソンの「家鴨」(水を飲んで排泄までする自動人形)。
今回の展示では「フルート奏者」が紹介されていました。
モデルはルーブル美術館にあるアントワーヌ・コワズヴォーの彫刻
「フルートを吹く牧神」だとか。勉強になります。

さて、ヴォーカンソンと並ぶ重要人物といえば

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[写真左]『人間機械論』ド・ラ・メトリ著 岩波文庫 210円
・「なぜ美しい婦人を見ること、あるいは考えるだけで、不思議な衝動や
 欲望をひき起こさせるものであろうか?その際に或る種の期間の中に
 起こることは、これらの期間の本来の性質からくるものであろうか?
 断じてそうではなく、(以下略)。」 
かなりお値打ち価格だと思いますのでご興味のある方は
実際に本書をご参照ください。

[写真右]『サイバネティックスはいかにして生まれたか』
ノーバート・ウィーナー著 みすず書房 1,400円
・『人間機械論』といえば、ウィーナーも必読です。本書は
 ウィーナーの自伝的回想記。

そんなわけで、経堂からも10分ちょっとで行けますし
お金もかからず楽しめますので、少しでも興味があれば
ぜひぜひおすすめいたします。

(おっと、火曜日はお休みですって。お気をつけくださいまし。)
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by endoushoten | 2007-11-19 17:33 | 今日の1冊

古書店派には

古本マニアの皆様、おまたせしました。
本日午後に入荷したのが

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『本棚探偵の冒険』喜国雅彦著 双葉社刊 520円

ハコオビゲッポウ、あぁこの甘美な響き。
本に魂を捧げる人が最終的に行き着くのが古書の世界。
禍々しくも神々しい古本ワールドへようこそ(ニヤリ)。
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by endoushoten | 2007-11-15 15:45 | 今日の1冊

書店派?図書館派?

わたしはどちらも派ですが、本好きならつい喜んじゃうような
小説が入荷しています。

まずは書店派の皆様へ。特に書店、取次、版元などで
少しでも働いたことがある方ならニヤっとしてしまうでしょう。
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[写真左より]
『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』    630円
『晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)』 630円
『サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ』 750円
大崎梢著 東京創元社 ミステリ・フロンティアシリーズ 
・三部作が揃って入荷。著者は元書店員。
書店って細かな事件には事欠かない場所なのですが、
さぁ、成風堂で繰り広げられる物語は…。

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[写真左]『図書館戦争』
[写真右]『図書館内乱』有川浩著 メディアワークス刊 各520円
・図書館には図書館の自由に関する宣言というのがあります。ご存知でしたか?
最近ではこんなニュースもありましたね。
自由を守るためには…狩られる本を守るべし!!

[写真手前]『図書館の親子』ジェフ・アボット著 ハヤカワ文庫 500円
・図書館ものといえば、ジェフ・アボットです。図書館長が大活躍。

本好きならぜひ!
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by endoushoten | 2007-11-15 14:33 | 今日の1冊

文章がうまくなりたいなぁという話 追補

「上手な文章を書くための本」は他にもたーっくさんありますが
ハウツー本に埋もれさせては惜しい良書をご紹介しましょう。

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[写真左]『〈不良〉のための文章術 書いてお金を稼ぐには
NHKブックス1005』永江朗著 420円
・暴走万葉仮名の羅列でギョッとする…のではなく、不良と書いて
プロと読む―なるほど。筆で口を糊することを目指しているなら
早い段階で読んでおくとよいのでは?実例多数で親切丁寧
わかりやすい。

[写真右]『入門!システム思考』枝廣淳子+内藤耕著
講談社現代新書 320円
・著者の一人枝廣淳子氏は、アル・ゴアのベストセラー
『不都合な真実』の訳者でもあります。
ひどい文章になってしまう場合、「伝えたいことが整理されてない」
ことも多いようです。情報整理、問題解決の訓練に役立ちそうです。
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by endoushoten | 2007-11-14 16:12 | 今日の1冊

文章がうまくなりたいなぁという話

最近、語彙不足をしきりに痛感している新人アルバイトです。

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[写真手前]『文章術』多田道太郎著 朝日文庫 250円
・文章の幅を広げるための心得や、人が一息で読める字数や句読点の考え方など文章の基盤をおさえています。文章力の向上を目指している方は必読。

[写真左]『漢字道楽 叢書メチエ215』
阿辻哲次著作集 講談社刊 420円
・漢字の細かなルーツを探り、現代日本における漢字の意義にも触れた興味深い一冊です。漢字の意味を知れば、同音異字で迷うこともなくなるでしょう。

[写真右]『ふしぎなことば ことばのふしぎ ちくまプリマーブックス6』
池上嘉彦著 筑摩書房刊 310円
・ことばの始まりや擬声語と擬態語の詳しい考察などがなされています。日本語の美しさをあらためて発見できる一冊です。プリマーブックスは子ども向けのシリーズですが、平易な文章に深い内容で、大人が読んでも実に面白い!

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『口説きの言葉辞典』 現代言語セミナー 角川文庫 160円

・「お金で買えないものがほしいんだ。きみの心・・・・・心だけじゃいやだ。きみをすっかり。」『恋愛学校』瀬戸内晴海著からの1節です。こんな風に口説かれたら少なからず心は動かされます。口説きの名台詞集と別巻として著名な作家の私的恋文が収録された大人のための一冊です。

〈補記〉
この本のもうひとつおもしろいのは、それぞれの台詞がジャンル分け
されているところ。たとえば、ほら
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こんな感じ。有名人のセレクションには時代を感じさせます…って
ええとええと。情熱度の強弱がまったくもって不明なんですが
どなたか解説してくださいませんか?あぁ、恋愛ってややこしい。
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by endoushoten | 2007-11-14 15:51 | 今日の1冊

ジェイジェイといっても女性自身ではなく

当店と縁の深い著名人といえば、やはりJ・Jこと植草甚一氏。

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遠藤書店には、ささやかだけれど、植草甚一さんコーナーもあります。
宝島や単行本が並ぶ中に、こっそりスクラップブックの月報、
なんていうのも混じっていたりして。

こちらは恭しくウィンドウに収められているスクラップブックの
初版揃い全41冊50,000円。
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芦花公園にある世田谷文学館では9月29日から植草甚一/マイ・フェイバリット・シングスと銘打った展覧会を開催中です。

遠藤書店も「J・Jが通った店」として取材に協力させていただきました。
ありがたいことに、お店の写真も飾っていただいています。
展覧会帰りにわざわざ寄ってくださるファンの方もいらっしゃり
なんとも嬉しいではありませんか!

さて、会期も11月25日(日)までと終わりが近づいてきました。
世田谷文学館さんのご好意で招待券をいただきましたので
ご希望の方にプレゼントしたいと思います。
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枚数は5枚。お店でなにかお買い上げくださった方に
先着で差しあげます。欲しい方はお気軽に声をおかけください。
(なくなってしまったらゴメンナサイ)

●経堂以外にお住まいの方へ●
J・J氏が晩年を過ごした小田急アパートは近々取り壊しが
決まっています。建物があるうちに、一度経堂散策に
いらっしゃいませんか?その際はぜひ遠藤書店にも
お立ち寄り下さいませ!
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by endoushoten | 2007-11-12 19:51 | その他お知らせ