カテゴリ:今日の1冊( 159 )

古本屋の楽しみ方

目当ての本を探しあてる、
なるべく状態がよくて安い本を見つけるなど
目的をもって古本屋を周るのはもちろん。

特に買いたい本があるわけではないけれど
なんとなく古本屋が目に入ったから
ちょっとのぞいてみるのも乙なもの。

タイトルが微妙に似ている本
f0069799_1723632.jpg


対極な印象の本
f0069799_1732867.jpg


併読したらどんなかしら、と
新たな興味がめばえたりして。

いつどんな本が入ってくるかわからないのが古本屋のおもしろさ。
用がなくても、どうぞぶらりとお立ち寄りください。
[PR]
by endoushoten | 2013-05-30 17:13 | 今日の1冊

住宅街の片隅で

遠藤書店はなんてことのないフツ―の街の、ごく平凡な古書店です。

でも、なぜか不思議なものが集まってくるのです。
たとえば絵本。日本語の絵本が一番多いのですが意外と洋物もあるのです。

f0069799_171759.jpg

↑↑↑まずは英語の絵本。まぁ洋書の中では珍しくないかもしれません。

f0069799_1719785.jpg

↑↑↑ドイツ語圏ではヒーローです。マックスとモーリッツ(のレクラム版)。

f0069799_17202541.jpg

↑↑↑チェコに…

f0069799_17204432.jpg

↑↑↑ポルトガルに…

f0069799_17212093.jpg

↑↑↑スウェーデンに…

↓↓↓これは日本でも大人気のうさこちゃん、ミッフィ―のシールブック(英語)
f0069799_17221217.jpg


↓↓↓こちらはオリジナル版、オランダ語のナインチェ。
f0069799_1723699.jpg


↓↓↓さらに中国版。
f0069799_17242410.jpg


専門的に海外の絵本を扱っているわけではないのですがふと気がつけばこんな棚に。
経堂という街は世界中からなにかがもそもそと集まってくるところなのかもしれません。
小さな国際交流の芽が育ちますように。

【おまけ】なぜ経堂の古本屋に!??という
ルーブル美術館ガイドのイタリア語版。
f0069799_17273721.jpg


#どれも、読めなくても買える安心価格。これを機に語学に挑戦してるのはいかが?

##現在、絵本はレジ脇に移動しています。店頭では料理雑誌フェア開催中!
   晴れたら詳しくお知らせします。
[PR]
by endoushoten | 2012-09-19 17:32 | 今日の1冊

くらしの作法

現在21_21DESIGN SIGHTで開催中の『テマヒマ展』に出かけてきました。
その日はイベント日と重なっていたこともあってか、なかなかの盛況ぶり。外国の方が多く見られたのも特徴的でした。
会場を入ってはじめにある、大きなスクリーンに映し出される映像は、今回の展覧会のテーマである東北に生きる人々の、手仕事のようすを淡々と撮影したもの。
青森のリンゴ箱をすさまじい勢いで次々に組み立て、積み上げていく様はまさに現代アート。また、林檎剪定鋏職人の、熱い鉄を打って型を形成してゆく様子は、職人の緊張観がこちらまで伝わってくるようでした。
そこを抜けると、広い空間に食と生活の品が美しく整然と展示されているスペース。まるで博物館!うむ?この感じ、どっかで覚えがあるぞ?とおもったらやっぱり、展覧会ディレクターには無印良品のアドバイザリーボードメンバーでもある深澤直人氏が。
お麩のひとつひとつをチマチマっときれいにならべ、漬物も密封パックしてなんともおしゃれに飾っちゃう。さすが、と感嘆したのでした。しかし、どんなにきれいにかざっても、そこからもれ出てくる生活の、ひとの、香りというか、営みがとつとつと伝わってきて、それがまたこころ揺さぶられる展示でした。
まだご覧になっていない方は是非。8月26日までの展示ですよ。

さて、えらく長い前置きになってしまいましたが、その展覧会を受けて、本日の本をご紹介します。
f0069799_18451130.jpg


[写真右]
『民具の呼ぶ声』
(野口冬人著 いさかかつじ絵 現代旅行研究所 420円)

[写真左]
『手の知恵』
(藤原房子著 山手書房/500円)
日常の何気ない動作を、光で追って撮影したもの。刊行は昭和54年ですが、その着眼点が斬新。中をちらり
f0069799_18512498.jpg


ひとまず、トウホクとはなんぞや?そして、手あかにまみれた民芸品イコール素朴な思想はどこからきたの?と疑問を持ったら
f0069799_18533270.jpg


[写真左]
『こども東北学』
(山内明美著 イースト・プレス 630円)

[写真右]
『人間復興の工芸 「民芸を」越えて』
(出川直樹著 平凡社ライブラリー 650円)

あの震災からまもなく1年半を迎えようとしている今日。あらためて、じぶん自身の「くらし」を丁寧にみつめるいい機会かもしれません。
[PR]
by endoushoten | 2012-08-13 20:09 | 今日の1冊

ご近所めぐり

蒸し暑いながらも、空を見上げればチラリとのぞく青空。
夏もすぐそこまで来ていますね。
さて、今日は何処へ出かけようか。

遠出をしなくとも、近所でちょっとした旅気分に。
経堂のお隣、豪徳寺駅には、世田谷線が走っています。
以前は玉電の愛称で親しまれた旧路面電車。
2両編成と小さいながらも、まだまだ地域の方の足として現役です。

▼じつは回数券もあります。無期限なのがうれしい。しかも使用時は手でちぎる!
f0069799_1627717.jpg

「日本のチンチン電車」読売新聞社刊 1200円

▼世田谷線もちらりと載ってます。
f0069799_16314955.jpg


さて、世田谷線にのってどこいこうか。
よし映画を観に行こう。いざ下高井戸(終点)まで。

▼下高井戸シネマの上映スケジュールと友の会会員証
f0069799_16332857.jpg

「映画のあとに ミリオンだらだらトーキング」キネマ旬報社 730円

下高井戸シネマは見逃してしまった話題作から昔の名画まで、幅広いジャンルを取り揃え、地域に根差した映画館。いつ行ってもお客様がそこそこいらっしゃる。
映画のセレクトはもちろんのこと、みなさんに愛されているのだなあとつくづく感じ入る映画館です。

さて、遠藤書店では、その下高井戸シネマで近日公開されるスパイク・ジョーンズの『インビテーション フロム スパイク・ジョーンズ』中のショートフィルム、『i'm here』のカタログを入荷しました。
f0069799_1651242.jpg

「THERE ARE MANY OF US 」SPIKE JONZE 1000円

近所で気張らずに出かけられるお楽しみスポットが、この経堂界隈にはあふれています。
週末は世田谷線お散歩でもいかがでしょうか。
※ちなみに、世田谷線車内から眺めるあじさいもなかなかですよ~
[PR]
by endoushoten | 2012-06-29 17:06 | 今日の1冊

風邪のひき始めには

一昨日までは蚊がゲンキに活動中だったのに、肌寒い今日の店。
このところの気温の変化には、ついていくのでやっと・・といったかんじです。店頭ではマスクをして咳こむお客様も見えます。どうぞ皆さまお気をつけください。
さて、今日はそんな風邪っぴきシーズンに備えて、体調不良に効きそうな本をご紹介します。

f0069799_18522763.jpg

「マスオさんのみそづくり指南」増岡弘・著 家の光協会刊 450円
マスオさんって誰のこと?と思ったら、この表紙の男性が実は、国民的アニメ〝サザエさん”のフグタマスオ役の声優さん。マスオさんの風邪予防法は「鼻水が少し出てくるなど、風邪の兆候があったら、気持ちを強く持って、まず押し戻す。」ことだそうです。マスオさん、強気だなあ・・そしてマスオさんのみそづくりにかける想いはとても熱い。日本の農業、産業にまで言及しています。きっとTPPのことについても一家言あるでしょう。

f0069799_1911793.jpg

「趣味の酒つくり ドブロクをつくろう実際編」農文協刊 105円
風邪かな?と思ったら、ここぞとばかりにアルコールで消毒♪(まあ、普段から消毒しているのですがね、酒を呑む口実を作ってしまうものなのです。)どうせなら、一味違った酒を楽しみたいところ。この本の帯の文句がまた効いてます。〝あなたは市販の酒にだまされている!”この本の最後のほうでは、自由を我らに!と題して、日本の酒税法における不自由さをついて、消費者にむけてアジテーションしちゃっている、こちらもまた、熱い本でした。

さーて、今夜は本を片手に味噌でも舐めつつ、日本酒といきましょか~
[PR]
by endoushoten | 2011-11-09 19:34 | 今日の1冊

みんなのたのしいえいご

そろそろ夏休みの計画を練リ始めた方もいらっしゃるのでは?
今年の夏はバーンと海外で!なんて、いいですね~
いや待てよ、語学に自信がないなぁ・・・ そんなときにはお近くの古本屋さんへどうぞ!
f0069799_16131777.jpg

※時計回り↓
[写真左上] 「Go,Dog.Go!」P.D.Eastman 310円
[写真右上]「Are You My Mother?」P.D.Eastman 310円
まずはかわいらしい挿絵を眺めながら英語に親しんで・・・
[写真右下]「MY ENGLISH 小学生の英語」池永勝雅・著 永井郁・絵 1,050円
[写真左下]「JIROとBILLの楽しい英語」池永勝雅・著 早見利一・絵 1,050円
しっかり学習していきましょう。

個人的には下の2冊が特にいい!では中をチラリと
f0069799_1614489.jpg

ね?なんとも素敵な挿絵でしょ?こんな教科書だったら学習がズンズンはかどる、にちがいない!
ほかにも、旅の会話本や、本格的な学習向けの本まで、英語に限らず各種語学本が揃っています。見当たらない場合はどうぞ、お気軽に店員まで。
[PR]
by endoushoten | 2011-06-20 16:17 | 今日の1冊

考える手段

ひとりひとりがどう情報を仕入れ、行動していくかがますます問われてきているような昨今。でも一体どれが“正しい”情報なんだろう?と迷ったら、まずは本をひも解いてみましょう。答えはみつからなくとも、なにかしらのヒントは隠されているかもしれませんよ。

「要するに、機械が便利になったゆえに、それが原因で新たな危険が生じているということです。(中略)そこでもう一つ必要になるのが「個の独立」です。これは「自分で見て、自分で考え、自分で決めて、自分で行動する」ことです。」【失敗学 実践講義より】
f0069799_16235970.jpg

[写真右]『失敗学 実践講義文庫増補版』畑村洋太郎 講談社文庫 260円
[写真左]『「失敗学」事件簿』畑村洋太郎 小学館文庫 230円
人間だもの、まちがいや失敗はあるさ。要はその後、どう考え、行動していくか、なのですね。

お次はこちら。
f0069799_170459.jpg

[写真右]]『国歌斉唱「君が代」と世界の国歌はどう違う?』新保信長 河出書房新社 730円
[写真左『愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り』三浦展 徳間書店 630円
なんとなく避けたいような、考えずに済むんだったらそうしていたい。でも、ほんとうにそれでいいの?なによりも怖いのは、考えることをやめること、かもしれません。

ちょっと気になるあの話題、このニュース、それらをより詳しく掘り下げるツールが、遠藤書店には揃ってます。
[PR]
by endoushoten | 2011-06-09 17:29 | 今日の1冊

元気は経堂から!

4月。桜も咲き始め、そろそろ元気でてきた…かな?

経堂駅脇にそびえたっていた経堂アパートやジョイフルが
取り壊されてちょっとションボリ見えた経堂駅北口方面ですが
ようやく新シンボル・経堂コルティが完成し
今月末にいよいよオープンです。

遠藤書店は工事中の建物もとい、コルティ側すずらん商店街にあります。
(これで初めて経堂にいらっしゃる方にも、道を説明しやすくなります!)

歩きたくなるまち経堂なんていうサイトもできて、やっぱり経堂って楽しい街だなーと
ニマニマしたりして。

経堂にくればおいしいものも、楽しいことも、めずらしいものもいろいろあります。
そして元気をくれる人もいます。

元気をくれる人は、誰から元気をもらうのでしょう。
それはたくさんのたくさんのいろんな本から。

桜散歩がてら、どうぞ元気を探しに経堂に遊びにいらしてください。
[PR]
by endoushoten | 2011-04-04 15:08 | 今日の1冊

インドア礼讃

「暦の上では~」と聞くたびに、あぁ聞かなきゃよかったと思う
この暑さ。シツコイ。外へでかける気にもなりませんが、心は
旅を、冒険を求めるもの。

本はそんなわがままな願いも叶えてくれるから好き。

f0069799_16214347.jpg

良い古書を安く販売― すてきすてき。行ってみたい!
でも1890年4月11日って??

これは室内で街をうろつきまわり、ワクワクするために必要な
タイムズ紙の記事でした。
f0069799_16253882.jpg

『シャーロック・ホームズ 10の怪事件』
ゲイリー・グレイディ/スーザン・ゴールドバーグ/レイモンド・エドワーズ著
二見書房 昭和61年刊 1,260円
(「ロンドン市街地図」「ロンドン住所録」「タイムズ」「捜査の情報源・一覧」付
 質問事項の回答袋とじ未開封)

一人で、あるいはグループで与えられた情報を手がかりに
事件の謎解きを楽しむ、A4サイズほどのアクティブなミステリです。
思いっきり部屋に地図やら住所録やらを散らかして読みふけりたい!

面白い本を読むと、もっともっと!と欲がでるもの。では次はこれに挑戦。
f0069799_16403785.jpg

『マイアミ沖殺人事件』デニス・ホイートリー著 ジョー・リンクス原案
中央公論社 昭和57年刊 1,800円
(巻末解答袋とじ未開封)

表紙だけみるとまぁ、よくあるゲームブックの類かな、なんて感じもしますが
これもA4サイズほどと大判です。
無駄に大きくしなくてもと、ちょっとページをぱらぱらめくってみると…
f0069799_16442560.jpg

ん??
f0069799_16444960.jpg

なんだこれー!!!!

証拠品のマッチやら、カーテンのきれっぱしやら、電報やらの実物が
綴じ込まれた、凝りに凝った大人のポップアップ本なのでした。
このニンマリと嬉しい感じはとても2Dに収めこむことはできません。

さぁ、スキットルにブランデーを詰めて(大事な本や証拠を汚さないためにも!)、
豪華ヨットに見立てたベッドに飛び乗り、殺人事件の真相を追いましょう。

そういう血なまぐさいのは好みませんの、という向きにはこの本を。
f0069799_16554473.jpg

『PARLOUR GAMES Traditional INDOOR GAMES to AMUSE and DELIGHT』
(洋書 450円)

手のひらサイズのかわいいペットのような本。
この小さい本のなかには、楽しい室内遊びがたくさん詰まっています。
f0069799_1659446.jpg


こんな感じでカラフルでレトロなイラストが添えられており、
眺めているだけでもにこにこしてしまいます。
(あぁ英語がもっとわかればな~)

熱中症予防のためにも、外出は古本屋巡りぐらいに抑えて
室内で快適にでかけませんか?
[PR]
by endoushoten | 2010-08-26 17:05 | 今日の1冊

夏休みといえば

最近何気なくつけたNHKラジオ第一が、こども科学電話相談だったり、日中に電車に乗っている少年少女がやたら軽装だったりするので、「ああ、夏休みかぁ~」としみじみしてしまいました。いまでこそ夏休みとは無関係な、オトナと言われる立場になってしまいましたが、なんだか生き生きしている子どもたちを見るのは悪いもんじゃありませんよね。
そんなワクワクした気分も、8月の終わりに近づくにつれ、ユウウツに変わっていくのでしたが、わたしの場合。
夏休み、といえばできれば無かったことにしたい、夏休みの宿題。
今日は、そんなユウウツの根源である、宿題、特に自由研究に役立ちそうな本をご紹介します。
f0069799_1521669.jpg

『小学館の図鑑NEO 飼育と観察』小学館刊 730円
自由研究の定番である動植物の観察。日記が不得意だったわたしは、いわゆる3日坊主ならぬ2日坊主で終わった経験が。
中をちらり↓
f0069799_1644184.jpg

観察の手順やポイントがわかりやすく丁寧。今更ながら、大人でもなんだか楽しめそうと思ってしまう実験が満載。
f0069799_1523417.jpg

『食べ物が世界を変えている コンビニ弁当16万キロの旅』千葉保・監修 高橋由為子・絵 太郎次郎社エディタス刊 840円
いまや日本の食卓は多国籍。食料自給率の危機が叫ばれて久しいけれど、なかなか実情はすぐには変わりません。いちばん身近な食卓の実情を“知る”ことから世界を考えることを始めてみるのもいいかもしれませんよ。

それではみなさま、良い夏休みを~~(遠藤書店は夏休みなく、通常営業で皆様のご来店をお待ちしております。)
[PR]
by endoushoten | 2010-08-02 16:29 | 今日の1冊