遠藤書店 夏の文庫【16】

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『百人一酒』俵万智著 文春文庫 210円

また酒かよ、と思われるかもしれませんが、また酒です。

酒にまつわる100のものがたり…と思いきや、勢い余って
108もの短篇が楽しめます。もちろん主役は酒、飲み屋、
そしてユカイな飲兵衛たち。

鼻につくウンチクはなく(ものっすごぉおおおく羨ましい話は
いろいろでてきますが)、きどらず軽妙に綴られる酒の
はなしにつられて、ついつい飲み屋にくりだしたくなるはず。
あぁ大人でよかった!!

日本酒、ワインはいうに及ばず椰子酒なんてものまで
出てくるのもおもしろい。いいお店紹介もたくさんでているので
ついついインターネットで営業時間を検索しちゃったりして。

あ、ただただヨッパライというのでなく、短歌のしりとり、
歌ぐさりのエピソードなど、歌人の粋を感じさせるのも流石。

暑くてやる気のでない休日でも、ゴロゴロしながらこの本を
読んでると、(飲み屋か酒屋限定ではありますが)出かける
気になるんだから大したもんです。
天晴、俵万智!(あ2)

本日までのご紹介…32/100冊

#涼をよぶ”青”の酒、『Sapphire and Ice―ボンベイ・
サファイアのための世界のクールバー&レシピブック』
を借景に…。

読む避暑、飲む避暑。残暑お見舞い申し上げます。
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by endoushoten | 2008-08-13 13:14 | 今日の1冊
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