遠藤書店 夏の文庫100冊 【13】

夏休みのニュースで「小学6年生の○○くんが自転車で
日本縦断しました」なーんてのを聞くと
「子どもは時間がいっぱいあっていいなぁ」と
ずれた感想を抱いたり。

大人だって、やろうと思えば自転車旅行くらい
できるもんなんです(普通はやろうと思わないだけで)。

f0069799_1684623.jpg

[写真左]『神に頼って走れ!自転車暴走日本南下旅日記』
高野秀行著 集英社文庫 330円

インド入国祈願のために、自転車で神頼みの旅に
出かけることにした著者。インドくらいすぐ行けばいいのに?
いや、とある事件で入国許可がおりなくなっちゃって、
なんでインドかっていうと珍しい魚がいて、えーとえーと


まるっきり??な方は『怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道』を
お読みください。こちらは集英社文庫のナツイチにはいってます。

根っからの自転車人てことでもなく、足がぱんぱんに
なったり、自転車がパンクしたり、フェリーがとっくに
廃止されていてボーゼンとしたりしながら、東京から
沖縄をめざします。

時に間の抜けた写真もおもしろく、軽快で読みやすい文章
なので読書になじみのない方もおじけずにどうぞ。

なんで自転車で神頼みなの?という疑問に囚われてしまう
方には不向きかもしれませんが、わけのわかんないことが
あるのも旅の醍醐味。

[写真右]『旅は俗悪がいい』宮脇檀著 中公文庫 210円

ホテルの間取り図スケッチは建築家ならでは。
1984年初出の旅行記は時代の変遷をも楽しめます。
どこいっても同じようなサービスは快適だけどおもしろくない。
カオス万歳!


観光地の非日常の歪み、どうかしちゃってる感を
ひしひしと漂わせているものといえば―

f0069799_16212851.jpg

『全日本顔ハメ紀行 記念撮影パネルの傑作 88ヶ所めぐり』
いぢちひろゆき著 新潮OH!文庫 250円

ソフトクリームから水戸黄門まで!恥ずかしがったりバカにしたり
しつつも気になるんですよね、あれ。一人旅だとなかなか
フルに味わえないのが残念です。(あ2)

本日までのご紹介…28/100冊

--
ところで棋士の方の高野秀行さん!そろそろまた
遠藤書店ブックカフェイベントなんぞやりませんかー?
[PR]
by endoushoten | 2008-07-24 16:28 | 今日の1冊
<< 遠藤書店 夏の文庫100冊 【14】 遠藤書店 夏の文庫100冊 【12】 >>