ふすふすのうた(お食事時の閲覧注意)
「腐った卵のような臭い」と形容される硫化水素ですが、実際に
腐った卵なんて嗅いだことがないので、もわんと頭に浮かぶのは 満員電車でだれかがふすーっと放った強烈な一発…いえね、 おならにも微量の硫化水素が含まれていたりするんですってよ。 さて、本日ご紹介するのは好事家必携のロミ先生の一発もとい一冊。 『おなら大全』ロミ&ジャン・フェクサス著 作品社刊 1,600円 ・あぁ肛門期よ永遠たれ!集めに集めたり、古今のおならにまつわる 諸々がぎゅぎゅっとみっちり詰まっています。 ところでラブレー賞ってなに?とググってみても、トップに出てくるのは この本だったりしてよくわからない、いやいやラブレーってだけで おおよその意味はわかりますよね。 『フランソワ・ラブレーの作品と中世ルネッサンスの民衆文化』 ミハイール・バフチン著 せりか書房刊 2,800円 ・バフチンといえばカーニバル文学。笑いの視点で解読していきます。 フランスつながりでもう1冊。 『スカトロジー・ダンディズム』セルジュ・ゲンズブール著 福武書店刊 840円 ・行間から立ちこめる独特の香りをお楽しみあれ。ああ、この人 本当に変態オヤジです。 (コスタビってどうしてるんだろう?) フランス人ってアレねぇ、などと言っている場合ではありません。 わが日本もなかなかどうして負けちゃいませんよ。 『古今黄金譚 古典の中の糞尿物語』林望著 平凡社新書 210円 ・黄金譚といっても砂金の話とかそういうことでなく…昔も今も子供も 大人もその手の話はダイスキネ!というのを実感します。 (今晩はカレーとジャスミン茶にしようかな)
by endoushoten
| 2008-05-21 16:07
| 今日の1冊
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