雨では潤わない知的好奇心を満たすには

またまた心憎いテーマの本が入りました。

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[写真左]『トン考 ヒトとブタをめぐる愛憎の文化史』とんじ+けんじ著
アートダイジェスト刊 1,050円
・アラブ・イスラム世界専門の元外交官とんじ氏と化学工業のベテラン
けんじ氏の労作。どちらも「ブタ」の専門ではなかったのに、ふとした
ことから今ではエキスパートに!20年の研究は伊達じゃない。
内容はディープですが、読み口は軽めで気軽に楽しめます。
お二人にはこのビールを捧げたい!

[写真右]『欲望の植物誌 人をあやつる4つの植物』マイケル・ポーラン
八坂書房 1,200円
・取り上げられているのは

 リンゴと 甘さ
 チューリップと 美
 マリファナと 陶酔
 ジャガイモと 管理

の物語。ヒトが植物を進化させてきたんだけど、本当はその逆、
植物がヒトを使って進化したって見方もできるんじゃない!?
というお話。ユニークな視線が面白い。先ほどのヒトと豚の関係を
思い出しながら読むと、より楽しめるかも。


ところで。『欲望の~』の帯には

 全米20万部突破のベストセラー

とあります。一瞬「だいたいの人の実家の居間に転がってる」
くらいの普及率かと思ってしまいますが、人口約3億のうちの
20万と考えると……もっと売れている本はあるだろうけれど、
自分にとって面白ければそれでよいのです。

#まだまだ新橋古本まつり続いています。
 今日は雨で途中で中止になってしまいましたが
 明日こそ晴れますように。曇りでいいから降りませんように。
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by endoushoten | 2007-05-30 15:39 | 今日の1冊
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